陽はまた昇る。人生は チョコレートの箱のようなもの、 何が出てくるか分からない。

呑んだり、食べたり、鍛えたり、走ったり、本読んだり、温泉にはいったりする日々のことを綴ります。

第2回榛名湖マラソン(2014年9月28日開催)を何とか完走しました!

2014年9月28日に群馬県榛名湖で第二回のマラソン大会が開催されました。私は初のフルマラソンとして同大会にエントリー。その模様をレポしたいと思います。先に結果だけ報告させていただきますと、何とか完走(!)できました。当初はダイエットのために始めたランニングが、フルマラソン出場までに至るとは。人は変わることが出来るんだなーって実感してます。

さて、大会のレポートは以下のとおり。

|第2回榛名湖マラソンとは

 群馬県榛名山、別名は「榛名富士」とも呼ばれる風光明媚な山の麓にある湖それが「榛名湖」です。一周8kmほどのこの湖畔を周回するマラソン大会です。昨年に続き第2回が開催。湖のまわりの散策コースに加えて、小高い丘へ上り下りする難所もあり、楽しめるコースらしいです。初心者にはちょっとキツイのでは。。。

 

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|前日

前日9月27日(土)は午前中はゆっくり家事をして、荷物を眺めつつ当日のスケジュールを確認していました。愛読する岩本能史さんの「非常識マラソンマネジメント」(レビュー)を読み返しつつ、サプリを含めかなり準備不足なことが判明。。この時点でやや不安に。昼ご飯は前日のカレーを食べつつ、午後はカフェで友人とお茶をして、買物。夕飯と朝食の買い物をして帰宅。普段の夜は炭水化物は控えつつビールを飲んでるんですが、この日はノンアルビール&ご飯、豚肉生姜焼き、ペッパービーフ、納豆とオクラの冷や奴あたりを食べて21時半くらいには就寝。ノンアルコールビールでも軽く酔うというか眠くなっちゃいました。大会への不安からか、自分にしてはけっこう食べ過ぎと言える量を食べてました。

 

|当日朝

4時に起きたものの、5時半出発でいいと思ってので二度寝。起きたら5時15分で超焦った。最寄りの長野駅まではタクシーで移動するべく、始発乗車の際にはお世話になっているタクシー会社に電話したら車が全部出払っているとのこと。マジか。

仕方ないので他のタクシー会社に電話して事なきをえる。起床時刻が遅くなったので朝食は新幹線でとることに。シャワーを浴びて着替えたところでタクシー到着。何とか乗って駅へ。駅到着後、おにぎり2個を買い増し、新幹線のホームへ。この時期の長野の朝は肌寒く、立ち食い蕎麦がやたら美味そう。。。口の中を焼けどしながら、きつね蕎麦をいただく。駅そばにしてはやけに美味いと思ったら、老舗蕎麦屋のからの取り寄せらしい。半端無い。そうこうしつつ、新幹線に乗車して一路、高崎へ。

 

|移動

新幹線で50分ほど。移動は超スムーズ。前日に購入してあった、赤飯とおにぎり1個を食べつつ高崎駅へ。この時点でお腹いっぱいなんですが、走るまでに1200kcalくらい摂取したかったので、高崎駅から出ている無料送迎シャトルバスに乗り込んだあとも、おにぎり1個を食べました。バスは高崎駅から1時間ほど、山道をゆられながら榛名湖へ。腫れていたこともあって景色がよくて気分よし。

|会場

榛名湖のすぐほとりの会場駐車場へ。8時くらいに着いたら既にランナーで埋め尽くされていました。この日は、新卒でお世話になった先輩もエントリーしているとのことだったので、それらしき人を探すも見つからず。トイレ行ってる間にもすぐにスタート時刻がせまってきました。

 

|いよいよスタート

スタートは申告タイム事にブロック分けされていまして、私の場合は一番遅いブロック。初参加で走りきれるかも怪しい感じだったので。

スタート前から既に日差しが強く暑さを感じていたのですが、スタートしてみると空気がひんやりしていて風もあるせいか、そこまで暑さは感じませんでした。

ですがスタートから最初の給水所までが距離調整のため、けっこう長く6kmか7kmくらいあったと思います。この間にバテるランナーが多数。私のまわりでは息切れする人たちがたくさんいました。こんなんで42kmなんて走れるのか。。。と思ったものです。

そして給水所手前に立ちはだかる長い丘。けっこうな斜度の上り坂で、足に疲労が溜まります。これ5周もするのか、とちょっと震えがきました。

 

|スタートから20kmくらいまで

普段の練習でも20kmくらいまでは走っているので、何とかなると思ってましたが、こうした大会特有の緊張感や水分と栄養の補給に頭がいってたせいか、普段よりもしんどく感じました。アップダウンがそこそこあったものあり、足に疲労が。30kmくらいでくるような壁を、20kmくらいで既に感じてしまっていました。要因はコースのせいではなく、完全な走り込み不足。4月に仕事で部署異動があって以来、走り込みの量が不足していたのが影響しています。今更どうにもならないので、ペースを落としつつ、無理に走らず歩きもいれて、進むことに。

|20km〜40kmくらいまで

足の疲労がどんどんたまっていき、足首、ふくらはぎ、腰が痛くなって、それがどんどん強くなる展開。歩く方が足回りに痛みを感じるので、走るんですがそうすると腰が痛い。足を庇い走りつつ、腰が痛くなってきたら歩く、というのを繰り返しながら進みました。エイドではバナナ、バウムクーヘン、おにぎり、カレーライス、味噌きゅうり、梨なんかが振る舞われていまして、これらを食べるのを目標に走り繋ぎました笑

|40kmからゴールまで

結局、先輩には会えず。でもどこかで抜かしてもらってたんだろうなーと思いつつ、目標は完走にターゲット。なんとかギリギリペースでは進めていましたので、最後の2kmを走るために気力を振り絞りました。

ゴールまでの1kmくらいで10人くらい抜いてゴール。終わった直後は感動とかよりも、時間内にゴールできてホッとしたのが正直なところ。

結果は制限時間の6時間をギリギリきる5時間40分台でのゴール。いやーしんどかった。

いろんな人に走るって言ってたのでリタイアだけはしたくなかったんですが、最後まで完走できて本当によかったです。

|帰路

ゴール後は水分を補給して、最終16時のバスで高崎駅へ。途中で電池が終わってしまったiPhone5を充電しつつFBへ投稿。ねぎらいの言葉をいただいて、達成感がこみ上げてきました。駅では新幹線を待ちつつ、一人打ち上げ。

件の先輩とは、来年は4時間代でゴールして高崎駅で打ち上げしようという約束をして今回は終わりました。

|振り返り

何とかゴールできたのは精神力に尽きるのと、坂を上り下りする練習を取り入れていたおかげかなと。もっとこのあたりを強化していきたいと思います。

あとは週末だけではなく平日にどれほど練習できるかも鍵ですね。週末だけだと走り込みの量が絶対的に不足するので、平日の早朝ランニングか仕事後のジムでのトレッドミルを取り入れるか、その辺りは検討していきたいです。

また服装についても、収納が多いウェア+サプリで補給を万全にして、不安を払拭するような体制を整えたいですね。このあたりは手配さえしてしまえばすぐなので、すぐに準備したいと思いました。

 

反省点はそんなところ。まずは、完走できた自分を褒めてあげたいです。人生は何歳になっても挑戦できることがあるって大事ですね。自分が昔できなかったことが、努力してできるってことは嬉しいもんです。この気持ちを大事に、楽しみながらさらに精進していきたいと思いました。

次は来月の安曇野ハーフマラソンへの出走予定ですので、そこでは2時間切れるように準備していきたいと思います。